マスクしてるのも外してるのもべつに恥ずかしくはない
マスクの着脱を個人の判断となってから数日が経過した。
とはいえ、出勤中に周りを見渡しても、
外してるのはほんの数人。
Twitterなどで、「他の人がつけてるからって、外さないのは恥ずかしく無いのか!」みたいな動画を見た。
まあ、思想・主張はともあれ、せっかくなら久々に外すか。と思い、外して出たところ、鼻水がダラダラと垂れてきた。
数年ぶりに花粉を感じた瞬間であった。エモい。
バスに乗り、慌てて手で覆って隠すが、なぜ鼻水というのは座り姿勢だと無限に出てくるのだろうか?
私だけか?
そういえば何年もマスク生活してたせいで
自分の花粉症の具合が分からなくなっていた。
マスクをしていれば鼻が多少垂れてようが
胸を張って顎を引いて姿勢良く自信満々みたいな顔をして歩けていたのに。
あの小さい布1枚があるのとないのとの
安心感の差がいかつい。
なんて無力。非力。
ちなみにもともとマスクのは好きでは無かったが、このマスクに出会い、少し快適になったからおすすめ。肌触りが好き。
ただ、独特なにおいがするから事前に洗ってから使ったほうが良い。
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しかし今の会社に入社して早2年。
ロッカールームで、マスクなしの顔を初めて見た社員がいた。
自分の脳がマスク部分を妄想補完しすぎていたことを知る。
以前、資生堂の女性社員の記事で、
マスクのような【見えない部分に自分の理想を当てはめている】
と読んだことがある。
確かにその通りだった。
人の見えない部分を勝手に理想で飾り立てて想像してしまうのは人間の性だとして、相手の知らない部分があることは、実は双方良好な関係を築くために必要なことなのかもしれない。
が、同時に、本質を見抜きたい、だとか、
顔を見たいという欲求があるのも人間。
マスク解消社会のジレンマが始まる。
それにしても明らかに咳をしたりくしゃみしてる人に限ってマスクしてないのなんなん?