「私、太ってます」が伝わらない。

齢、30を超え、借金あり、未婚のOLときて人生破滅か?と思うこともあるが実は案外そうでもない。

割と楽しく毎日を送っている。

 

ただし、私は最近それよりも気になることがある。

 

太っていることだ。

じゃあ痩せろ!と思うだろうがそう簡単ではない。

なぜなら白ご飯が美味しいからだ。

三度の飯より飯が好きなのだから痩せるわけなどない。

 

自身の趣味柄、ネット上での知人は多く、その知人と会うイベントも結構多い。

いわゆるオフ会、のようなことが度々起こる。

 

会う前の補足情報として、念の為その事実を伝えると

「女の子ってみんなそう言うよねー」などと

謙遜の類として受け取られがちで、

非常にめんどくさい。

 

どう足掻いても状況説明に他ならないのに「またまたご冗談を」という雰囲気になる。

いや、だから私は本当に太っている。

 

万が一、「ぽっちゃりです」などと濁そうもののなら、胸が大きくてそう見えるだけでしょ、だとか、ガリガリよりいいよ!だとかフォローをされる。その時私は思うのだ。

 

「あ、これ伝わってないわ」

 

この人たちの思うぽっちゃりは標準体重にプラス2、3キロ毛が生えた程度のもので、私の予想させたい姿とはかけ離れている。そうなると、こちらはありとあらゆる手段で本気のデブだということを伝えねばならず、場合によっては

最終手段の【体重公開】をしなければならない。

 

最初からそうすりゃいいじゃんと思った人に一言言っておくが、そんな易々と教えたいとは思わないんだよ当たり前だろふざけるな。

 

そもそも、「太ってます」を言葉のまま受け止めてもらえない理由は、世の中の女子たちの多くが自分の見た目への自信のなさや、セルフハンディキャップとして「私太ったんだよね」を多用しすぎているからだと考えている。

軽めのジャブを打っておけば、相手にとっての許容範囲かを伺うのには確かにうってつけだし、

「そんなことないよー!」の一言で所謂【励まされ待ち】してる人も多いかもしれない。

 

だがしかし、どういうわけか、

そういう女子たちが私を目の前に

「私太ってるんだよね」とは言わない。

 

万が一言おうものなら「私もだよ」と言って、同じ土俵に立ってやろうと思ってるが階級違いも甚だしいことは自覚している。

 

さながら、草野球とWBCぐらい違う。

あえて相撲で例えずに、WBCというタイムリーなワードも盛り込んでゆく最初のブログ。(なのにこんな話)

 

とにかく私が言いたいことは

本当に太ってるんだよねってこと。